「あきらめたくないんだ、私」 幸せなパートナーシップについて考える講義シリーズ 幸福学・夫婦編の学び 最終回

こんにちは。

自分らしい片づけ方を選ぶサポーター
SEN選:ライフオーガナイザー®の
大村純子(おおむらじゅんこ)です。

結婚して17年。
夫と出会ってから20年。
無我夢中で子育てもして
気がついてみたら、あれ、
彼とこんな関係性だった?
なんだか、最近は会話も減ったし
話をしても、一方的だよね
って言われる始末。

お互い気持ちよく過ごすには
彼との関係性について考えて
しっかり向き合う必要がありそう。

彼とのより良い関係性は
自分がより良く生きるために
欠かせないとっても大事なこと。
だからこそ
あきらめたくないと思っていた私。

でも、そのためにできることって何?

より良い関係になるには
具体的にどうしたらいいの?

パートナーシップについて
ヒントになることをネットで探したり
書籍を読んだりしてそこにある方法を
試してみたのだけれど、結局
私だけ頑張ってるよね…とか
私だけが二人のことを考えているよね
なんて思いを持っていた気がします。

そんなところにこちらの講義

幸せなパートナーシップについて考える講義シリーズ 幸福学・夫婦編

講師、ファシリテーターは慶應義塾大学の
前野隆司教授・前野マドカさんご夫妻と
渡邊義さん・渡邊奈都子さんご夫妻
 

毎月1回慶應義塾大の日吉キャンパスにて
開催されていた全6回(無料)の講義でした。

自分には必要な学びに違いないと
最初にスケジュール帳へ全日程を
書き込み、日程を確保。

ワクワクドキドキで初回に参加したのは4月

そこから参加する度に、
さまざまなことに気がつくことが多くて、
とにかく面白くてあっという間の学びの時間。

毎回楽しみに参加していた6回の講義も
いよいよ今回が最終回でした。

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毎回、講義の内容を振り返りつつ
ブログに書きだしてきました。
そうすることで、改めて
自分の気がついていなかった幸せに気づく
なんてことも多くありました。

この講義の振り返り記事が、私のように
パートナーシップをあきらめたくないけど
どうしたらいいの?と思っている方へ
少しでもヒントになればいいなとも思っています。

長くなるかもしれませんが(すでに長い~)
最後の振り返り
よかったらお付き合いくださいね。

これまでの学びについての内容は
こちらから読んでいただくことができます。
 第1講 前編
第1講 後編
第2講「しあわせの絆を育む愛情地図」

第3講「しあわせスイッチ」
第4講「愛情を伝える5つの方法」
第5講 「大きな愛について考える」
第6講「スピリチュアティと幸せ」←今ここ

この講義シリーズでは恒例になっていた

アイスブレイクのアクティビティ
最終回も期待を裏切らず!

今回のテーマ
「スピリチュアリティと幸せについて考える」
スピリチュアリティにちなんで
「魂で握手」

1・2・3いづれかの数字を選び
2人1組で手を握って(握手して)
選んだ数だけ手を握りあう
その回数が一致したら
ハイターッチ!

同じ数を選択した方と逢えた!
一致した時のその喜びといったら~♪

今回もそうだけれど、毎回
人と繋がる嬉しさを感じさせてくれる
そんなアクティビティでした。

アイスブレイクの後には講義内容へ
最初の問いとして出されたのは

「あなたにとって
スピリチュアリティ―(精神性)とは?」
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私がお隣の方と話していたのは
スピリチュアリティーという言葉は
多義的だよね、ということ。

スピリチュアルという言葉と
精神性という言葉って
同じ言葉とは思えないほど
捉え方が異なるよね、と。
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前野教授が「スピリチュアル」という
言葉の定義をご自身の見解も含めて
シェアしてくだりました。
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ほんと、幅が広いです。
スピリチュアルって言葉。

スピリチュアリティと関連があるとして
義さんが紹介してくださったのが
ネガティブケイパビリティという能力
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「不確実なものや
未解決のものを受容する能力」
とのことですが

自身の力ではどうしようもない
そんなことをありのままで受け止められたら
もがく苦しみに浸り続けずに済みそうですね。

こちらの能力については
義さんのこの記事に詳しくかかれています→★

最終回の講義では
前回の講義でお話いただいた
前野教授の「幸せの階段」
をベースにしてこれまでの振り返り
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利他的だけでなく

利己的だけでなく
利他・利己ともに満たしていくことで
幸せの階段を上っていくという図

私自身、利他に偏った結果
バーンアウトした経験があるので

この図はまるで
利他・利己のバランスはどう?
ってセルフチェックできる
そんな図でもあるなぁ
と感じています。

でも、具体的にどんなことによって
幸せが高められるの?という疑問にはこちら
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前野教授の研究結果から
人の幸せを決める因子が4つあるという
「幸せの4つの因子」です。

第1講の講義ではこの4つの因子を
「夢や目標を持ち、人との繋がりを大切にし
前向きに自分らしく生きる人」
とまとめてくださっていましたよ。

そして、パートナーシップの秘訣
「愛情地図」を「幸せの階段」に当てはめた図がこちら
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自分が大切にしていることに固執しすぎると
4つの危険因子のような反応的なコミュニケーション
をとってしまうことがある、と奈都子さん。

大切にしていること、嫌なことは何か
お互いの情報(ポジティブもネガティブも)を
共有しながら愛情地図を作りあげていくのだ
ということを学びました。

それから、「愛の5つの言語」
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異なる言葉を使って話をすると
話の内容が伝わりにくいように
愛情の表現は人によって異なり、
愛情が伝わりにくいこともある。
だから、相手の言語を学んでいくといい
ということを教えていただきました。

そして、愛情を水に例えたこちらの図
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自分のカップに入った水(愛情)を
相手のカップへ注ぐのではなくて
お互いの間にあるカップに注ぐということ

注げる余裕があるときに注げる分だけ
お互いに注いでいけばいいということ

パートナーシップは育んでいくものである
そんなことを教えてくれる図でもあります。

スライドでこれまでの振り返りをした後に
近くに座った方々と対話の時間がありました。
お題は
「あなたはどうやって階段を上りますか?」

私が参加したグループには
初めて参加の方がたくさんいらっしゃいました。

話題は自然とパートナーシップの話題へ

いろんな話をしていくうちに
共有のカップに愛情を注ぐという話になり
「自分だけ注ぐのってどうなんだろう
同じ分量を二人で一斉に注いだらいいのに」
なんてことが話の中であがりました。

私も以前は同じようなことを思っていました。

でも、この講座で学んだことが
私の肩に入りすぎた力をも軽くして
より自然体でいられるようになったので
そんな学びを私なりにお伝えしてみました。

最初に大事だなと思ったことは
「なんでの共有のカップに
愛情を注ぐのだろうか?
どうなりたいから注ぐの?」
という答えを認識していることで

私なら、
「夫と家族とより良い関係でいたい
そのことをあきらめたくない」ということ。

結局、共有のカップに自分の愛情を注ぐことは
「自分がこうありたい」という思いを満たす
そこにつながることなのだなって今は思います。

相手が注いでくれるかヤキモキして待つより
自分で確実に共有カップへ注ぐことを選択しよう
そう思えるようになりました。

そして
「二人一緒に同じ量を注いだらいい」
ということについても

私自身も、私はこんなにやっているのに
関係を良くしたいなんて考えているのは
私だけなんじゃないかとさえ思っていました。
愛の表現方法が異なるものだと知るまでは。

この講座を受けて、たとえ同じ量でも
人によって量の捉え方が異なるものだ
ということを学ぶことができました。

愛の表現方法が違うことが学べたことで
相手も表現は異なれど、彼の方法でカップに愛情を
注いでいてくれたのだと知ることができたんです。

最後の講座で皆さんとシェアしながら
私自身のことも振り返ることができました。

講座の最後には
自分と自分以外へ感謝を書くワーク

よくやってるよね、ありがとう!って
自分自身を認めて感謝しました。

自分以外には感謝する機会があるのに
忘れがちになってしまう自分への感謝
とっても貴重な機会をいただきました。
感謝するってほんとうに大事ですね。

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感謝の言葉を♡型に書いたものを貼り合わせ
参加者全員で作った♡マーク。

最後に奈都子さんが
「この講座に参加してパートナーシップが
良くなったという方は手をあげてみてください」
って言われた時は迷いなく手をあげました。

エビデンスに基づいた学びから
パートナーシップは育んでいけることがわかり
そして目指す関係性に近づくための
具体的な方法まで知ることができました。

意識しないとできないし
いつもできてはいないし
上手くいかないこともあるけれど

確実に幸せだと思うことが増えています。

気がついていないそこにある幸せに
気づくことが多くなったと感じています。

素晴らしい講座に参加できたことに感謝いたします。

前野隆司教授・前野マドカさん

渡邊義さん・渡邊奈都子さん

貴重な学びをありがとうございました。

そして、講座を通じてたくさんのと出会いがあり
素敵なつながりができたことにも感謝いたします。

一緒に学びたくさんの考えをシェアをいただいた
参加者の皆さま、ありがとうございました。

そして、長いブログを読んでくださった皆さま
ありがとうございました。

パートナーシップの講座に
出席してみたかったと思っている方へ

幸福学・夫婦編の講師であった

慶應義塾大学
前野隆司教授・前野マドカさんが
ファシリテーターとして開催するイベントが
10月8日(月)に行われるようですよ。
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Mウェルビーイングリサーチラボ主催

夫婦・カップルのあり方について対話する会


また、
渡邊義さん・渡邊奈都子さんが理事を務める
一般社団法人ウェイビーイング心理教育アカデミーにて
講座が定期的に開催されていますよ。
ウェルビーイング リレーションシップ
健やかな対人関係の構築

学びの機会がありますので
ぜひ学んでくださいね。

私もウェルビーイングの学びを
さらに深めたいと思っています。

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