あきらめたくないんだ、私。 幸せなパートナーシップについて考える講義シリーズ 幸福学・夫婦編の学び 第2講(前編)

こんにちは。

自分らしい片づけ方を選ぶサポーター
SEN選:ライフオーガナイザー®の
大村純子(おおむらじゅんこ)です。

大切な人とより良い関係を築くこと
自分にできることはなんだろうか。

毎月1回慶應義塾大の日吉キャンパスにて
開催されている全6回の無料の講義
幸せなパートナーシップについて考える講義シリーズ
幸福学・夫婦編

そちらでいろいろ学ばせていただいています。

パートナーシップについて学べる場って
なかなかみつけられなかったり
何をどう学んだらいいのかさえわからない

そんなところにありがたい講座

これまでに2回参加したのだけど
パートナーシップだけでなく
自分の幸せについて
いろいろ気づく機会をいただいています。

とっても素晴らしい内容なので
学んだことや自身の気づきを
皆さんにシェアしたいな~と
ブログにしております。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
第2講「しあわせの絆を育む愛情地図」
講義を担当してくださったのは
一般社団法人ウェルビーイング心理教育アカデミーの渡邊義さん・渡邊奈都子さんご夫妻です。

講義の前にはアイスブレイクのワーク
(前回は「あなたがいて良かった」をお隣の方にいうワーク♡)
前回が前回だっただけに
一体どんなことをするんだろう…
と内心ドキドキワクワクしていると

でた!
ペアになって「パートナーシップビート」
ペアの方とお互いの手を合わせるように
指定回数、手をたたき合うワーク
いや~ドキドキを裏切らないわ~(笑)

子どもの時に友達と
手遊びしませんでしたか?

私は一瞬、その手遊びを
思い出したのだけど
友達以外とやった覚えはなく…

これを「はじめまして」の方と!?
しかも、3回目はお互い目をつぶって!

リズムを合わせるように
意識して声を出してみたりして

相手のこと知らないから~
なんて言ってる場合じゃなくて

目を閉じてやる時なんて
手を合わせる高さを確認したり
テンポを確認したり

もうね、協力しかありません!

クリアできた時には
思わずガッツポーズして
相手の方と喜びを分かち合いました(笑)

ワーク後に説明いただいたのですが
目を開ける、目を閉じるには理由があって

目を開けているときには
課題をクリアするになりがちなことも
目を閉じることで
相手を感じ取って協力する
そんなことを実感するワークだったんですね。
えぇ、実感しましたとも。

相手はどういう人なのかを理解し
どうしたらうまくいくのか
そう協力していくことが
パートナーシップでも大事だと。

このアイスブレイクのワークでも
その行動を振り返る時間があり
理由を説明してくださるご夫妻

そうなんです
渡邊ご夫妻の講義って
「なぜ」「どうして」が明らかなので
とても理解しやすいんです。

そんな渡邊ご夫妻ならではの講義には
「ほー」「へぇー」「おぉー」
などのどよめき!?がいっぱい。

講義では
ロバート・ウォボルディング博士の
ピラミッドの図から
説明してくださったのですが
私、頷きっぱなし。
(こちらの図は友人関係にも当てはまるそうですよ)
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ピラミッドの一番上にある
A話し合い・問題解決
これが一番良い関係性になるそう

夫婦関係もこの状態を目指したい
なんて目標にもなる関係性ですよね。
(私もそんな夫婦になりたいなと思うもの)

「でも実際は、話し合いができないから
困っているんですけど…
ってことが多いと思うんです」

その言葉に大きくうなずく私。

AができていないならBの関係を見直す
そんな必要があるとのこと。
B:日常会話・コミュニケーション

うーん、確かに!
日常会話もないのにいきなり話し合いは
出来そうにないですものね。

そしてBができていないなら
そう、Cを見直す。
C:クオリティタイム(一緒に何かをする)

これは、ただ一緒にいるのではなくて
お互いに価値があると感じ
相手を意識するものをする必要があるそう。

我慢しながら相手に合わせることは
クオリティタイムにはならないのですね。

そして一番下の土台に
Dコントロールタイム(一人で何かをする)
があるそうです。

自分の欲求を満たす時間。
そこが土台になるんですね。

より良い関係性を築くには
自分が機嫌よく過ごす必要がある!

確かにイライラしている人と
一緒に過ごしたくはない。

自分のことを後回しにしていた頃
土台がなかったのに
一番頂点のAレベルを
目指していたのね、私。

「なるほど、そうだったのか。
それじゃ、崩れるわけだ」と
大きく大きくうなずくばかり。

より良い関係性を築くためにも
土台である自分自身を満たしておく
そんなことも重要なのですね。

そして今回の講座で
一番どよめきが起こったのは
アメリカや日本での離婚に関するデータが
表示された時だった気がします(笑)

アメリカでは
結婚40年経った夫婦を調べたところ
離婚率は67%。しかも
その半数は最初の7年で起きている。

そして、再婚同士の離婚は
初婚同士より10%離婚率が高いという。

日本では
2016年度の婚姻数と離婚数を比較すると
離婚数が結婚数の1/3に及ぶという。

この事実をみせていただいた後に
どうして離婚に至ってしまうのか
考えて全体でシェアする時間が
あったのですが

価値観の違い
親から学んでいない
方法を学ぶ機会がない

といった意見が出たんですよね。

それを聞いた時は
あれ!?片づけの世界と同じだわ~
(私の仕事はライフオーガナイザーなのでね)
なんて思った次第。

そうなの、より良く生きるために
身近な人から学べたらいいけど
パートナーシップを学ぶこと
なんてないまま日々実践している
そんな状況が多いんじゃないかな。
(片づけもそうなんだよね。
自分にあったやり方を学べるんだよ~)

そして、そのシェアのなかには
第1講の講師であった
前野教授の意見もありましてね。

「結婚後3年ほどで脳内ホルモン
(名前が聞き取れなかった)
が切れて、これまで見えなかったことが
見えてくるようになるから」

と興味深い意見。

私は新婚時代が一番大変な時期だった
(一緒に生活してみて、考え方の違いが
こんなにもあるんだと驚いたんです)

と感じていたのですが
出会って4年経過していたという
時間に関係していたのかしら
な~んて心の中の声。

でも、関係性はより良くできる
ですからね!

「パートナーシップには
ひけつがあるんです」

とご夫妻からご紹介いただいたのが
ジョン・ゴットマン博士の
4つの危険因子

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夫婦の言動を5分間観察し
この4つの危険因子を測ることで
平均91%の確率で離婚に至ることが
予測できるという!

この4つのうちの「逃避」については
その他の「非難」「屈辱」「自己弁護」
が起こらなければ起こらないのだそう

「相手が向き合ってくれない」
なんてときには
自分の言動にその3つがなかったか
振り返ってみることをオススメします
とのことでしたよ。

幸せな結婚関係を維持するには
4つの危険因子のような
反応的コミュニケーション
を取るのではなく
マイナス面よりプラス面を重視し
知的に感情を処理することが
大切なのだそうです。

それには自分が満たせている
必要があるとのことでした。

講座の中で印象的だったのは

「良い関係性へと
変えていくことができます。
でも忘れてはいけないのは、
自分の幸せから溢れて
誰かに幸せを分けてあげられるのです。
シャンパンタワーのようにね」
という奈都子さんの言葉でした。

そして講義は
今回の講座テーマでもある
「愛情地図」へ

長くなるのでつづきは後編へ
https://watashinoerabukurashi.com/archives/31504779.html

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