子ども部屋の片づけ事例
お母様Nさん、小学生Kちゃん(小2女子)
現在、子ども部屋の片づけはNさんが担当。
「娘に片づけを任せたい
と思っているけれど、
どうしたらいいのでしょう?」
とのことで、
新学期から2年生になるKちゃんと
片づけやすい仕組みを作る作業をしました。
お話を伺っていると
どうやらモノを捨てすぎてしまう
傾向があるらしいお母様のNさん。
あまりにも捨ててしまうので
娘のKちゃんから怒られたこともあるそうです。
そんなこともあり、
自分ができる片づけの仕組み作りにも
とっても乗り気だったKちゃん。
(利き脳は親子揃って”左左脳”でした)
玩具などが仕舞ってあるシェルフと
勉強机の2ヶ所に重点をおき
Kちゃんとの仕組み作りをスタート。
まずはシェルフから
子どもはおもちゃを移動させて
いたるところで遊ぶこともあるので
まずは家の中に点在している玩具などを
全て集結させて分類していきます。
ビーズ類やレゴといった
パーツの細かいものは
少し大きめのケースにまとめて
収納していきます。
持ち運びやすいケースにすると
遊ぶときにも片づける時にも
ケースごと運べるので
家にパーツが点在するのも防げますよね。
Kちゃんの部屋に使われていた収納棚は、
まだ背の低いKちゃんだと
上部に手が届きません。
上部の棚部分はKちゃんの手が
届きにくいことを考慮して
下段に本だけを収納。
上段はディスプレイスペースとしました。
上段に手が届くようになったら
成長に合わせてまた見直しする
子どもの使いやすさを優先させるなら
手の届かないところは
親が管理するモノや
使用頻度が少ないモノ
に限定して収納していきましょう。
仕切りのない広めの収納棚は
ケースやボックスを使うことで
空間を仕切る役目を果たします。
実はケースの内部でも
細かくきっちりと分けて仕舞ってあります。
(左左脳の特長ですね)
きっちり分けした方が管理がしやすい子
カテゴリー分けして
ざっくり一種類で投げ入れる
という管理が楽な子
やりやすさは人それぞれです。
親と同じということはありませんので
その子のやりやすい方法を
見極めてあげることが大切です。
次に取りかかったのが机部分
これまでランドセルは机横の
フックにかけていたKちゃん。
ランドセルをかける
ということは
子どもにとっては
難しい行為だったりします。
ランドセルって結構思いので
重いモノをかけるとなると
やっぱり大変なのです。
Kちゃんも使いにくそうだったので
可動式の引き出しを机の横に設置し
そこに置き場を作ることにしました。
それに伴い、
これまで机の上に立ててあった
教科書を可動式の引き出しの中に
移動させることにしました。
学校関係の文具類や教科書を
ランドセル置き場の近くに
納めることで動線を短く
楽にすることを意識しています。
長年見直しをせずにいた玩具も
見直してみたら
こんなにスッキリとした
部屋へと変身しました。
“子どもが自分で管理できる”
子どものやりやすい方法に
なっているかな
その目線で一緒に
仕組みを作ってみる
主体的な片づけを促す
ヒントになりますように
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