自分で大事なモノを管理しよう。子どもに片づけを任せるためのレッスン

長期お休みに入るとご依頼が増える「お子様との片づけレッスン」春休みに入ってお子さまとの片づけレッスンが続いており
楽しみながらレッスンさせていただいています。


・子どもが片づけできないから
・子どもがやらないから
・親がやったほうが早いから
などの理由で子どもの代わりに親が片づけをしているケースは多いですよね。



お子様が小さかったころには代わりに片づけていても違和感がなかったのに、小学生に入るころに、「このままでいいのかしら?」と疑問に思うようになり、小学生も高学年になると、「大きくなったのに自分のことは自分でやらせなくていいのだろうか?」と葛藤が出てきて、中学生にもなると「片づけできない人になったらどうしよう」と全く片づけをやらない子どもにストレスを持ち始める方もいらっしゃいます。

大きくなったのにいつまでも片づけできない子に見えてしまうのですよね。
子どもが片づけできないことを手放せないのは大人のほうだったりします。

今後の子どものためにも親自身のためにも、片づけの方法を知って「片づけ出来た!」「片づけっていいじゃん」って思えるような機会にしてもらえたらとレッスンでお子さまと片づけを楽しませていただいております。

段取り力
選び取る力
考える力など

片づけによって養える力はたくさんあります。

それはやがて親の余裕にもつながるので、子どもが自分でモノを管理する利点はかなり大きいと思っています。

自分の大事なモノを誰かに判断されるのってどう?

今回、ご依頼をいただいて片づけレッスンをしたOさんは春から中学生

これまで片づけはお母さん任せだったそうです。

ヒアリングの際に聞かれたのは片づけレッスンするには遅い年齢ですか?という質問。

何かを習うのに遅いってないと思うんです。

大事なのは本人がやろう、」やりたいと思っているかどうかです。

片づけに意識が向いた時が片づけを学ぶチャンス!だと思っています。
部屋が汚くてもどんな状態であっても片づけをやるかどうかは本人が決めることです。ただ、現状を変えたい、変えよう、人生をよりよく生きようと思ってご依頼くださる方は、お子さまであっても片づけのメリットを感じていただく経験をしていただけると思っています。

片づけレッスンでは、片づけることってどういうこと?なぜ片づけするのか?ということから話をしていきます。

片づけのメリットやデメリットを考えてみるところからのスタートです。

自分でモノが管理できていないということは、どんな影響があるのかということまで深堀して一緒に考えていきます。

毎日誰かが片づけをやってくれるならきっと楽ですよね。でも、自分ほど自分にとって大事なものがわかる人はほかにいないのです。たとえいつも代わりに片づけてくれる親であっても。あなたにとって大事なモノが相手にはわからない状態っていうのは、相手は悪気がなくてもそのモノの価値がわからないがゆえに捨ててしまうことだってあるということなのです。

中学生ともなればこの先には親の意思ではなく自分で選択していくことへの要求も増える年齢。だからこそ、自分の大事なモノ・コトをしっかり管理できるといいよね。という話をしたところで片づけ作業をスタートしました。

これまでだって不要なモノは見直していたはずなのに?

お母さんがモノを見直してきたということもあり、玩具類がほとんど見当たらない机回り。

ただ、どこに何があるのか、どこに何を戻していいのかが全くわからないと言っていたOさん。

片づけレッスンでは出す→分ける→選ぶ→おさめるのステップに沿って片づく仕組みを作ります。

基本的に片づけの対象となる箇所にある全てのモノを出すことになります。

ですから、おのずとこれまでの収納はリセットされることになり、ゼロベースから新たにOさんに合わせた片づく仕組みを
作っていくことになるわけです。

作業の誘導は私が行いますが主導(意思決定)はOさん。

「やったことがない片づけなのにほんとに片づけできるのだろうか」と最初はモノを全部出すことにさえ不安げなOさんでしたが、選び取る作業を進めていると「これは私が管理できないから、お母さんに管理をお願いしたい」という言葉が出てきました。

その言葉が出るということは、自分がこの部屋にあるモノを管理していくのだということを意識してモノを選んでいるからこそなのです。

その結果、結構な量の紙類や文房具が不要なモノとなりました。

これまでも不要なモノは、見直してきたはずだったけれどまだこんなに不要なモノがあったなんてと驚くお母さま。
それは、お子さんが自分で管理することを意識してモノを選び取れたから。今の自分に必要なモノを選び取れたからにほかなりません。

勉強の時に気が散ってしまうから机の上にもモノを置きたくないとしっかりOさんの希望が叶えられた机回りとなりました。

片づけするお子さんだけじゃなくて見守る側だって素晴らしい!

机回りだけでなく、部屋全体(洋服はアドバイスのみ)を見直しした今回の作業。

作業中、お母さんは手や口を出すことなく温かく見守ってくれました。それって素晴らしいことなんです。
つい口出ししたくなりますよね。私だって自分の子どもに口出ししたくなりますから(いや、しちゃうこともあるから)その気持ちはよくわかるんです。

親である私もそうですが、子どもたちの所有物に対して「これ捨てないの?」「えーまだ取っておくの?」なんて思っていることが多いものですが、お子さまと片づけレッスンをしていると逆に親が「これ捨てちゃうの?もったいない」というシチュエーションだってあるものです。

それについては片づけ前に事前に対処法をお伝えしていますが、お子さんが最後まで片づけできるように親の皆さんが見守ってくださっているのは子どもとの信頼においてもとても素晴らしいことだなといつも思っていることのひとつです。

今後も、主体的な片づけをするきっかけとなるように、
スッキリした!
自分でできた!
という気持ちを実感することをレッスンでは大事にしています。

それには親御さんの「任せたよー見守ってるからね」というスタンスが欠かせないなと思っています。

3時間にも及ぶ作業で「とっても疲れた」と言っていたOさん

結構、頭を使うんですよ!片づけって。
でも、仕組みがあると毎日は「楽」になりますからね。

出来る自信につながったようで、疲れたと言いながらもとてもいい顔してるんです。

片づけした直後に机の前に立って「スッキリ!」と言っていたOさんの誇らしげな顔がみれて嬉しい限りです。

それが私への最高のご褒美になりました。

人生は取捨選択の連続。自分でモノを選び取ることができることはとても大きな意味があることだと思っています。迷うこともある、なかなか決断できないときもある。そんな時に自分が大事にしていることを知っているってどんなに重要なことなのか。自分の経験からそう思うからこそ、子どもであっても片づけで自分やモノと向き合いながら自分らしい選択をしていってもらえたらと思っています。

この記事を書いた人

家族の片づけコンサルタント

片づけが楽しくてしょうがない~♪

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