自分の気持ちを手がかりにする。子育てで無理してるよ~に気づくために。

NOと言う選択肢、持ってますか?

自分軸があれば・・・いろいろなことの答えが選びやすくなるなんて日頃言っている私ですが、自分の事ってなかなか見えないものだと痛感しました。

というのも、あることに関して勝手な思い込みによって自分の首をしめていたことに気がついた出来事があったからです。

子どもが生まれて母親になって子どもがママーって甘えてくるのがカワイイ♡ですが、それも時と場合により。

かわいくママー♡って甘えてくるような直球ばかりってわけではないのですよね。

変化球がくることも多々ありまして…

かまって!かまって!かまってー!とばかりにひっくり返ってみたり、あまのじゃくになってみたり、困らせてみたり、あの手この手でやってきますよね(笑)

わたしにも覚えがあります。小さいころに散々やった手だもの(爆)わかるのです、かまって欲しいという気持ちは痛いほどに。そんな時、抱きしめてあげれば早いのだってわかってはいるのだけれどね。

でもね、でもね、自分に余裕がない時には対応できない…

違う甘え方をしてごらん?言葉で伝えてごらんよ。お母さんはそっちの方がいいな。そんな声掛けをしてみてもやっぱりひっくり返る・・・もう、いい加減にして~ってイライラはマックス、こちらがひっくり返りたくなっちゃう。自分に余裕があるときならまだしも、いつも余裕があるとは限らない。

そんな余裕のない朝でした。

事態は収まらず悪化するばかりの状況にお手上げどころか、「私だって嫌なんだー」と叫びました。そしてその後やってくる自己嫌悪。なんとか子ども達を学校に送り出し(実際は夫が送り出してくれた・・・)一人きりになった部屋でやっと振り返る時間が持てました。

自分がいっぱいいっぱいの時に子どもに甘えられるのが嫌なんだと感じていた私、母親なのにそんなふうに
思うのはどうなんだろう…と思っていたことが自己嫌悪につながったんだと気づきました。

よーく考えてみたら甘えられるのが嫌というよりも、甘えられた時はいつでも受け入れなくてはいけないと思い込んでいたことで、今はできないよ、あとでね。って言えない自分がいたことに気がついたんです。子どもが甘えてきたら、NOと言っちゃいけないんだと思っていたのですね。

NOという選択肢のないプレッシャー

それに気がついて思いっきり泣き笑いしました。

なぁんだ、そんなこと!
そんなことだけれど気づかないことっていっぱいあるのだと思います。こんな些細な気づきでも自分を救ってくれるのですね。気分がずーっと楽になりました。

そんな気づきがあった後のある朝の出来事。

私:「ねぇ、来週には自宅講座をここで開催するから、なるべくモノが少ないといいのだけれど。こにある習字道具を学校へ持って行ってよ」

(本当は学校に持って行ってあるはずなのに前回の授業に忘れていったんだからさ!)

娘:「え~、手がふさがるのが嫌だからお断り~」

私:「私、お仕事なんだけどなぁ~。掃除楽になるし持っていこうよ~」

 (無くなったらスッキリするんだよね~)

娘:「持って行くのは、次に授業で使う時でいいと思ってる。持って行っても保管場所を先生に聞かなくちゃわからないし、今は持っていかない!じゃぁね、行ってきまーす」

私:「チッ……」

(意志強すぎ・・・)

自分の思い通りにならず、思わず舌打ちです。ちょっとくらいこちらのことを考えてくれてもいいじゃない
なんて勝手に思ったけれど、NOって言いきれるのって大事!とつい先日の自分のことを思い出しました。

なんだか私に向かってNOと堂々と言えている子どもより、イライラしていた自分のほうがよっぽど子どもみたいだなと笑ってしまいました。

試行錯誤で子育て真っ最中です。

数年前にバーンアウトを経験した私。ちゃんと母らしくいなくちゃと完ぺきを求めそうになるのを私自身のイライラする気持ちが無理してるよ~って少しでも楽になるための方法を教えてくれているような気がします。

泣きたい時
落ち込んだ時
イライラする時
そんな時は気づくチャンスです。

あなたは、無意識にNOの選択肢を無くしていませんか?

気づいたら手放していきましょう。私も手放していくようにします。

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