相手が変わってくれさえすればと思っていたパートナーシップ。その関係性をより良くするための学び

こんばんは。

幸せについて考えよう
と先週末に慶應義塾大学にて開催された
「Siawase2.0シンポジウム」

多くのワークショップや講演が行われ
私も興味のあったワークショップへ参加してきました。

私は夢中で子育てをしていたら
(今でも子育て真最中だけど)
「やりたいこと」と「すべきこと」の
バランスを崩してしまい
自分のやりたいことが全く分からなくなった
そんな経験があります。

自分を知りなおすことからはじめ

自分が大切にしたいこと
自分がどうありたいのか

それを自分に問うことで
少しずつ自分と向き合ってきました。

すると、そこが明確になるにつれ
より良く暮らすために
取り組んだほうがいいことが
見えてきました。

そのひとつに
家族とのより良い関係があったんです。

子どもとの関係
そして、夫との関係

そう、夫との関係ね。

子どもが生まれてから
子どもとの関係が優先されて

夫とのやりとりに多少問題があっても
そのままとか、後回しにしがちでした。

すれ違っているなと感じながらも
わかっているんだけどね・・・
子どもに手がかかるから、でやりすごし

最初は〇〇してもらえない
なんて気持ちだったのが

わかってもらえない、になって

夫が変わってくれたら
この状況も変わるのに
と思うようになりました。

相手が自分をわかってくれないと
ずっーと嘆いてる自分に気がつきました。

嘆くだけでは状況は変わらない。

そう思ってから、少しずつですが
相手を変えるのではなく
自分に今できることをしていく
という軸で考えることにシフトしていきました。

家族との関係性をより良くするために
私ができることをやっていこう。

わからないことは
学んで実行してみればいい

私がワークショップに参加したのは
そんな理由からなんです。

さて、数あるワークショップの中から
私が参加したワークショップのひとつ

Smart Being LLC主催の
「ハッピーパートナーシップ
~共感脳とシステム脳の違いから考える
思いやりスキル~」

このワークショップでは、ケンブリッジ大学心理学精神医学部サイモン・バロン=コーエン教授の研究に基づいて、女性型脳と男性型脳の特性を理解し、パートナーとの間の思いやりスキルについて考えます。まず、女性型脳(共感脳)と男性型脳(システム化脳)の違いを紹介し、次にそれらの違いがパートナーとの関係にもたらす影響について参加者と共に分かち合います。そして、幸せなパートナーシップのために自分なりの思いやりの表し方を見つけることを期待しています。
※本ワークショップで取り上げている男性型脳と女性型脳は、男性と女性の違いを表すものではありません。

~ワークショップ概要から引用させていただきました~

この概要を目にしたとき
これはまさにドンぴしゃだ
と思ったのですよ。

共感脳とシステム化脳ってまさに
我が家の夫婦の構図みたいだから。

共感脳とシステム化脳って言葉から
なんとなく想像できるわって方もいると思うけど
説明を受けたときに
イメージしたのはですね、
(あくまでも私のイメージです)

「今日ね、〇〇なことがあってね、困っちゃった」
と出来事を話し始めた奥様に

「それなら、〇〇すればよかったのに
君が〇〇したからそうなったんだろう」
と返す旦那様

それを聞いた奥様は
え?私の気持ちわかってないじゃない…
しかもそうなったのは
私のせいだなんてひどいわ
なんてプンプンしている

そんな場面(笑)
(我が家は私が共感脳、夫がシステム化脳の傾向で
私が共感脳ゆえに、このイメージも私の視点からで失礼)

共感してもらいたい奥様に
解決法を考える旦那様

相手の気持ちをくみとって
気持ちに寄り添う共感脳

物事を分析し、解決策で
対処していくシステム化脳

女だから共感脳、男だからシステム化脳
というわけではないそうで
平均すると女性は共感の傾向が多くみられ
男性にシステム化の傾向が多くみられる
ということでした。

ワークショップの中では
近くの参加者の方と一緒に考え
意見を交わすワークがあったのですが

私と組んでくださった方は

既婚の男性でお子さんがいて
奥様は共感脳(であろうとのこと)

そしてご自身が
システム化脳の方だったんです。
(ほんとラッキーだなと思いましたよ)

話をきいていると
夫婦のぶつかるポイントが
ほんとによくにてて
あーわかる、わかるって(笑)

お互いに共通していたことは

ぶつかった時に
自分の考え(想い)が受け入れられない

という気持ちになっていたことでした。

そう、夫だってきっと
わかってもらえない
を感じているんだろうなと
私ばっかり「わかってよ」を
連呼していたことを反省しました。

ワークの中で
パートナーが異なる特性を持つことの利点
を考える時間があったのですが

異なる特性を持っていることには
なんとなくわかっていたのですが

そのせい!?でおこる言い争いとか
ネガティブな影響しか注目してこなかった
そんなことに気がつきました。

利点という重要な視点をもらい

相手は自分にはない脳の使い方をしている
そう思えることができるだけで

少なくとも相手が自分の思うような
行動をしてもらえなくても
「どうしてなのよ!」
と思ったりすることは
手放せるのではないかなと思いました。

話し合いの最後に
パートナーとより良い関係性でいられるように
どんなことができるかということを
考える時間があったのですが

相手の男性は
話を聞いたら解決策から伝えるのではなく
共感する、から入ってみようと思う
とおっしゃっていました。

共感することを意識的にやってみる
ということですよね。

もうね、そんなこと聞いたら
応援したくなっちゃって(笑)

奥様が言ったキーワードになりそうな
感情の言葉をそのまま繰り返すだけでも
共感してくれようとするその姿勢に
きっと奥様は気持ちに寄り添ってくれている
と感じると思いますよ。

なんて熱くお話していたら
話し合い時間の終了になりました。

あれ?もう終わり…
私のほうは後でゆっくり考えるしかないな
(せっかくだから考えのフィードバックほしかったな~)
なんて思っていたのですが

その男性は
自分だけ解決策が明確になったのに
私は解決策を得られていないと
感じて下さったようで
最後の最後まで
必死に考えを伝えてくださったんです。
(これぞ解決策を導くシステム化脳ですね)

共感してほしいと言われても
一体何にどう共感してほしいのか
こちらは全くわからないんです。

もうちょっと具体的に(理論的に)
話ができないかなと思うこともあるんです。

だから
共感してもらいたいと思った
そのことを具体的に告げることを
してみてくださいと。

そんな解決策のヒントをいただきました。

共感してもらえない
と嘆く前に具体的に伝えてみよう

そして夫の解決策にも
耳を傾けようって思いました。

ほんとに深い学びでした。
そして、大切なのは実行すること。

学びで得たものを取り入れて
試行錯誤しながら
より良い関係性を築いていきたい
そう思っています。

あなたは
より良く暮らすために
取り組んだほうがいいと思うこと
なにかありますか?

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