「わたしのことわかってもらえない」夫に共感してもらうを諦める前に 

ただ自分の考えを聞いてもらいたいだけなのに
そう思ったことありますか?

新百合ヶ丘のライフオーガナイザー®
大村純子(おおむらじゅんこ)です。

女の人は『共感』を求めているのに
男の人は『解決策』を返してくる
なんてことをよく耳にしますね。

私も、夫に対して
もっと共感してもらいたいとか
自分がわかってもらえないようで、寂しい
なんて感じたこともあります。

この手のネット相談の中には
共感してもらうことを諦めました
なんて答えもチラホラ。

「どうせわかってもらえないから」
から始まって、必要最低限のことのみの
会話をするだけになるのもやっぱり寂しいもの。

かといって、相手は変えられない。
諦めるのが解決だろうか…

子どもとのやり取りで
逆の立場になることがあって
気がついたことがありました。

子ども本人でも認めるような
ちょっとひねくれたことを娘がしたときのこと。
(相手が嫌な気持ちになるようなこと)

子どもの性格はよくわかっているつもりだから
ついつい、そういう時にはね~
なんて解決法をまくしたてた私。

「わからないよ~」
「ママは私をわかっていない」
その言葉にハッと気がつきました。

一方通行の自分。

わかったつもりでいて
子どもの本音を聞いていない自分。

子どもだって共感してもらいたいのかもしれないなと。

遅ればせながら
「その時、どういう思いだったの?」
改めて聞いてみることにしたのです。

モノゴトの始まりやその時の状況まで
詳しく話をしてくれる娘。
娘は気持ちをわかってもらえて
嫌な気持ちがなくなった。と言ってくれました。

その時にリアルタイムで聞いてあげられていたら
後から聞くよりも、お互いのコミュニケーションは
ずっと楽だったに違いないと思いました。

(コミュニケーションのキャッチボールが
もっとテンポよく交わされていただろうなと思ったから)

後から話を聞くとなると、正直、集中して話を聞くには
余裕(時間)も必要だなと思ったりもしました。

私、以前会社に勤めている時
仕事の報告をした際に上司から
「それで、結論は何なんだ?」
と言われたことがありました。

報告のための時間がたっぷり
あるわけではないですからね。

そのとき、話すことは好きなのだけれど
要点をまとめて話すことには
慣れが必要だと感じたものでした。

子どもに要点をまとめて話してほしい
とは思いませんが、
改めて話をさかのぼると、
状況説明から始まるわけです。
要点となる気持ちを聞くだけなのだけれど
その時にね、どうだったの?となると
”その時”の状況を話す必要がありますから。

リアルタイムでの気持ちの確認は
とても大切だと感じました。

そう、言い方や伝え方って大切。
夫に対して、”私の気持ちを察してよ”だけで
なんとか伝えようと考えたこと
どのくらいあっただろうか
と考えてしまいました。
(出会ったころはあったかもしれない。
でも、最近は…ない)

自分が作り上げた先入観で
こんなこと話したらこう思うかも
と話すことをやめたりすることはあっても

どうしたら伝わるのか
ちゃんと考えていませんでした。

そういえば、タイ僧のプラユキさんに
「行動だけ見ていると、夫がその時
どう考えているのかわからないことがある」
と夫とのやりとりについて相談した時
「どう考えてるの?」ではなく
「どんな気持ちなの?」と聞いてみたらいいよ。
しかも後からではなく、知りたい時にリアルタイムでね
とアドバイスいただいたことがありました。
プラユキさんとの出会いについてはこちらの記事で
https://watashinoerabukurashi.com/archives/22419550.html

自分が望んでいることに対して
適切な言葉だったり
伝わりやすい話の順序だとか
そこまで意識することなくいたようです。

共感してもらえないからと
自分の気持ちを伝えることを諦めてしまう前に
伝え方を工夫してみる余地はある。
やっと腑に落ちました。

だけど、相手が聞く耳をもたないから
と思う時には
逆に、自分は相手の話を聞いているのだろうか
と改めて確認してみるといいかもしれません。

娘の話を聞きながら
話を聞くってそれなりの集中力がいるものだ
と改めて実感したものです。

忙しいからと、何かをやりながら聞く
家族に対してそんな対応をしていることが
多いことにも気がつきました。

振り返ってみると夫は
娘たちの喧嘩の対応に
いち早く反応していた気がします。

声の掛け方も注意して聞いてみると
私よりずっと共感力があったみたい。

「嫌な気持ちになったよね」
「それは、嫌だったね」
一言目がその言葉。

「それはダメだよね。
だって、○○(理由)だから・・・」
やったことに対して、
ダメだと思う理由がその次。

どうやら共感力がないなんて
言えないようです。

私、ちゃんと自分の気持ちを
伝えきれていないのかもしれません。

聞いて欲しいばっかりで
聞く耳を持つことを忘れがちかもしれません。

「どうせ、わかってもらえないから」を封印して、
自分ができる”伝える工夫”を始めてみよう。

注:オーガナイズのヒアリングで
要領よく話をする必要はありません。
話を聴いてご自身を俯瞰するお手伝いをするのが
ライフオーガナイザーの仕事です。

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