一冊の本が紡いでくれた縁と気づきが大切だと思う理由

初めてブログを書いてから
半年ほどが経ちました。

ブログを始めた当初から
紹介したいと思っていた本があります。

この本が紡いでくれたご縁から
多くの気づきをいただいて
今の私があります。

苦しまなくて、いいんだよ。
プラユキ・ナラテボー
Evolving
2015-10-13

命の有限性について
考えさせられる
出来事が重なったことで

自分の未来について
漠然とした不安を感じていた頃

マインドフルネスという言葉を知り
検索して出会ったのがこの本でした。

この本の著者
プラユキ・ナラテボーさんは
タイに出家された日本人僧侶。

この本は
プラユキさんのもと(タイのお寺)を
訪れた人たちとプラユキさんとの
具体的なやり取り(対談)が
分かりやすい解説とともに
紹介されています。

仏教の教えを説明した本
という印象よりも

日常の中で起こりうる
「思考や感情の囚われ」に
どう対処していくのかといった
智恵がつまっている本です。

こうあるべき、こうするべき
こうしてはいけない、など
「囚われ」ることで苦しくなることも

こんなふうに考えているのだなと
「気づく」ことで自由になれる。

自分でも気が付かない考え方のクセに
気がつくと”どうすればいいか”を
考えられるようになり
これまでと異なる
良い方向へと一歩が踏み出せる。

私自身もまだまだ気が付かないクセに
囚われることもあるけれど
お手伝いいただきながら
クセに気が付くことで
前へ進んでいます。

私の仕事である「ライフオーガナイザー」は
人生のあらゆるモノ・コトを整理整頓するのですが
(オーガナイザーによって得意な分野は異なります)

部屋の片づけであっても、
空間の整頓を促す前に
自分を整える(自身の考えをまとめる)
という特徴があります。

これまでうまくいかなかったことを
小手先のノウハウで一時的にクリアさせても
やっぱり元に戻りやすい。

まずは自分のやり方
自分の特性を知ること。

そこには
思い込みがあるかもしれません。
こうであるべきがあるかもしれません。

そこに気づくことで、
やり方を変えてみたり
特性にあった方法を探ることができます。

だから私は
オーガナイズのキーワードの一つに
”気づくこと”をあげています。

その”気づくこと”の大切さを
学んでいくきっかけになった本が
「苦しまなくていいんだよ」です。

心を整えること同様に
空間を整えることであっても
”気づき”は大切。

プラユキさんのように
「気づき」を与える
サポートができるような
「オーガナイザー」でありたいな
と思うのです。

ブログ読んでいただきありがとうございます。

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