片づけなくちゃと思うのに、できないというあなたへ その2

部屋を片づけなくちゃ
と思っているけど
できていない状況がいつも気になっている。

そんな方に向けて昨日から
「片づけなくちゃと思うのに、
できないというあなたへ」
というタイトルで私の思いを綴っております。

前回まではこちらの記事でどうぞ
https://watashinoerabukurashi.com/archives/25827106.html

「なかなかできなくて」
そう相談された時には、
「いつかやる」の「いつか」は自分で決めるしかない
その時期を待っているより
今できることをしていくといいよ。

「どうなりたいの?」
「どうしたいの?」
を考えてみるといい。
自分の考えを知る(整理する)ことは大切だから
そう伝えています。

最近読んだ
「スタンフォードの自分を変える教室」

そこに書かれていたことも
片づけでも重要な
自分を俯瞰すること
自分の価値観を軸とすること
が自分を変えるために必要だということ。
(そのほかにもいろいろ書かれていますけどね)

きっとヒントになるはずだ。と思ったので
片づけの場面に当てはめながら
本の解説+私の勝手な(笑!)解説でみていきますね。

(★印は本の中で、なるほどと思った考えを
私が質問調にまとめたものです)

★落ち込んだ気分を明るくするように
変わるんだという決心するだけを繰り返してない?

よし、片づけやるぞ!
そう決心する時の気分は
どうでしょう?いいものですよね?
落ち込んだ気分も希望に満ちます。

が…
決意し、やってみたけれど
思った以上に努力が必要だと気づき
あ、やっぱり無理かも…

そしてしばらくすると
また今度こそ!と奮起するの繰り返し。

それって、ただ変わった自分を想像して
いい気分に浸っているだけになりがちで
具体的な取るべき行動が
考えられていないことが多いのだと
本は指摘していましたよ。

★やることリストを作成しただけで満足していない?

やることリストは目標を達成するために
大きな役割を果たすような気がしますが
リストを作った達成感が、目標に向かって
前進したように満足させてしまうらしいのです。

できた自分にとりあえず満足して終わり…
なんだか、私のあるあるみたいだけど(笑)

どれぐらい成長したのかよりも
目標達成するためにどのくらい努力をしているか
に注目しているといいそうです。

片づけをして頑張った私に注目するより
なぜ片づけを頑張っているのかに注目するのが
大切ということでしょうね。

★つい惑わされてしまうキャッチフレーズはない?

片づけにおける魅惑のキャッチフレーズは
「楽になる~」「便利な~」かしらね。
「楽になる」って魔法の言葉だと思いませんか?
一瞬で手に入るイメージがあって
そのプロセスなどは想像しにくい。
やった結果として楽になるのだけどね…

例えば、自分が楽になるんだからいいか~
で便利なグッズや収納を買い足していったけれど
ほんとに暮らしやすくなるのだろうかってことです。

自分がつられやすい言葉はありませんか?

★できなかった時に自分を批判していない?

私もそうだけれど、人って自分に厳しいよね。
「また、できなかった~」
これは自分で自分を落ち込ませてしまいます。

本によると、落ち込んでいると
脳は誘惑に負けやすくなるそうですよ。

ストレスを感じているときの脳は、
気晴らしの仕方について正しい判断ができない
どうせ、私できないんだから
もういい…どうにでもなれ!は
悪循環のパターンに陥ると書かれていました。

肝心なのは、最初のつまづきの時だそうで
その時にできない私を責めるより
「できないときもあるんだよ~」と
自分をよしよしとしてあげることだといいます。

自分に厳しくしても意志力は強くならない
自分への思いやり、自分に優しくすることが
やる気の向上につながるとありましたよ。

わたしが意識している方法は「気づく」こと
できなかった~でがっかりすることもOK。
それがいけないことだと判断することじゃない。
がっかりした気持ちに気づくから
「なぜ、がっかりしたの?」の原因探しにつながるのです。
そうしたら新たな違う一歩に前進できると思うのです。

★自分たちが望んでいることを忘れ、
物事をただ善し悪しで判断していない?

人は目標に向かって前進すると
逆に目標から遠ざかるような行動をしたくなるものだそう。

片づけできた時は「よし」とほめ
片づけをサボったときは「ダメ」とけなすことで
善し悪しをつけて判断してしまうと
今日やったのだから、明日はいいよねというように
今日やっても明日はさぼる可能性が高くなるということ

これの対処法としてはこちら

こうしたモラル・ライセンシング※のワナにはまらないようにするには、
「ありのままの自分が最高の自分になることを望んでいる」のだと、
そして、「自分自身の価値観に従って生きていきたい」のだと
そうしっかりと自覚する必要があります。
~引用文:第4章より~

※モラル・ライセンシングとは
善いこと(やるべきこと)をした後にはいい気分になり
判断が甘く曖昧になってしまうことで
悪いこと(やるべきでないこと)の衝動につい従ってしまうこと

そうです、
どうしたいのか?を自覚していること
それが大切だということです。

片づけしたら、どんないいことがありますか?

誰にメリットがあるのでしょう。

片づけの習慣を変えるためには
無意識から意識をするに変える必要がある
だから最初は大変でしょうね。
でもそれが習慣化したら楽になることは
想像できませんか?

片づけたいけれど…
そう思って苦しんでいるなら
ただ単に「散らかって片づけたいから」ではなく
片づけしてどうなりたいの?
目的を自問してみましょうよ。

少しでも皆さんのヒントになれば幸いです。

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