備えるべきは防災グッズか？　防災デーに見直すこととは？

2017-09-01

準備している防災グッズ、ありますか？

今日は防災デー。
小学校でも引き渡し訓練がありました。

今朝は、「防災ずきんを被るのに不向きだな～」と思いながら
次女のトレードマークであるポニーテールを結ってあげました。
（いつ起こるかわからない災害、いつもの状態で訓練することに意味がありますからね）

それはさておき…

防災グッズには様々なモノがあり
いったい、どんなものを準備しておけばよいのか迷いますよね。

防災グッズといえば、以前娘が通う幼稚園で
防災に関するセミナーに参加したことがありました。

その時のセミナー講師であった
アウトドア流防災ガイド：あんどうりすさん
HPはこちら：https://andorisu.jimdo.com/

あんどうりすさんは、阪神大震災での被災体験と
アウトドアの知識を活かした防災術を伝えている方なのです。

「防災セットを用意するよりも、
いつも自分が使っているカバンを防災に対応できる防災仕様にする」
という考えのもと、ご自身が実際に使用しているモノを
紹介してくれた覚えがあります。

その後、幼稚園のお母さんが使用するリュックに
ホイッスル（玉なし）や
マルチツールをつけている方が増えました。

ちなみに、マルチツールってこれです。
（爪切りやナイフなどがあるから子育てママには普段でも役に立つとか）

VICTORINOX(ビクトリノックス)

そして、水場での遊びで使用する
ライフジャケットは災害時に役に立つようです。
（しかも、子どもの短い長靴よりウェットスーツ素材の
ウォーターシューズのほうが役に立つらしいですよ）

そんなことを思い出したので、
ライフジャケットの仕舞う場所を
他の防災グッズの近くにすることにしました。

（リビング横の扉収納内、下の段が防災グッズ置き場
防災リュックは読み終えた新聞を入れる袋で隠れております・・・）

さて、我が家の防災リュックに入っている
防災グッズを久しぶりに広げてみました…

やっぱり・・・・
カイロは有効期限がとっくに切れていました。

最後に見直したのは、東日本大震災の直後。
（防災グッズを持っていることに安心して
確認はしていませんでしたね）

そもそも防災リュックに入れておく必要があるものかどうか
そこから見直す必要がありそうです。
（一年に一回でも見直す機会を作れたらベストでしょうけれど
私の性格的に来年も見直すとは思えない）

というのも、
我が家には薬箱にカイロの指定席があり
夏でもカイロがある状態なのです。
（冬に使用した残りがあるのです）
災害バッグに入れずにそちらでストック管理
する方があっていることに気がつきました。

この防災グッズ、結婚した頃（15年以上前）
住んでいた浦安市から支給されたモノを中心に
少しずつ付け加えていったモノなのです。

防災でおなじみのシルバーのリュックもついていたのですが
アウトドア用のリュックが好ましい、とのことで
（ベルトなどでしっかり体に密着できるなどの理由）
古くて処分しようか迷ったリュックを再利用します。

改めて広げてみると、防災セットの中には
あれ、これって何をするためのもの？
というものも入っていました。

「使ったことのない道具はとっさの時に使えない」
あんどうりすさんがおっしゃっていたのですが
なるほど想像がつきますよね。

でも、このグッズの中でおススメするのは
災害時にあると、子どもをおんぶする時に使えて便利
と聞いて付け加えた”さらし”です。

私は、出産のときに準備したモノを
捨てずに防災グッズとして利用しています。
（今も準備するのかなぁ…）

準備するだけでなく、おんぶの仕方も
一度は練習しておくのも大切ですよ。
（私も子どもが小さいときに練習しました）

あまり見直すこともない防災グッズ
使用
期限も要確認事項ですが
ほんとに使えるかどうか
そこを考えながら見直す必要がありそうですね。

どんなグッズがいいのかやっぱり迷うという方に
最後に、あんどうりすさんが紹介してくださった
災害時に頼れる、とっておきをシェアします。

災害時に頼れる、とっておき
それは「自分自身の知恵」だそうです。

あんどうりすさん曰く
モノの原理や仕組みを考えるようにすると、
防災グッズに頼るだけではなく、
代用品だって思いつくことができるとのことです。

それを受けて、私が思うこと。

防災グッズだからといって、
あれもこれもとモノを増やしていくよりも、

部屋が、危険となりうるモノが積みあがった状態になっていないか
どうでもいいと放置しているモノはないだろうか
転倒防止策を含めてもう一度、
部屋の状態を見直してみるのはいかがでしょう。