考える力と余裕

年末の帰省で
久しぶりに母とのんびり会話をしたとき
「私、去年はいろんな事が考えられなくなってた。
今は大分気づくことができるようになったと思う。
去年は今のような考え方できなかったわ」
と言ったら
「考えられる力は持ってたのよ
余裕がなかっただけ」
と返ってきた。
そうね、余裕…。
自分以外のことで
忙しくしていて、
余裕がなかった。
余裕がないことすら
気がつかなかった。
子育てしてると
自分以外のことで
バタバタになってて。
子育ての真っ最中はそれでも良かった。
そこに集中して、忙しいなかにも
充実感や使命感があったりした。
子どもが成長して少しずつ子育てに
ゆとりが出てきた頃になってから
気がついたら
何だかいつも
起こりっぽくて
不機嫌な自分がいて。
子どもがケンカするせいだ、
夫が○○してくれないから、とか
自分以外のところに
イライラの理由をみつけてみたり。
何か聞かれた時に
私、悪くないって
自己防衛するような
ものの言い方したり。
自分のことをするにも
罪悪感を感じて
いちいち理由づけしたりね。
そうなると何かしても
ちっとも楽しい気分じゃなくて。
あ、このままじゃ
まずいかも。
そう思った去年。
今では
その経験があったおかげで
今に繋がってるし
自分の力になってるって思える。
その時期を越えて思うこと。
余裕を持つに繋がるのは
自分の好きなこと
自分が大切に思っていること
自分のほんとうの気持ちに気づくこと
だと思う。
そして、考える力って
人それぞれ持っている
大きさは異なるけれど
経験を積み重ねた量と
比例するのではないかなと思う。
様々な価値観の人と話をすることで
違う視点からモノゴトを
とらえることができるようになる。
そうなるために
自分はこう思う、こうしたい
を把握しておきたい。
それがあれば
自分が否定された、にならないで
新たな視点が開けてくるから。
オーガナイズや整理整頓で
大切なことは
自分のことを俯瞰すること
自分の経験を生かして
そういうお手伝いしていきます。
考える力と余裕
いずれにせよ
自分を知ることって基本だなと思うから。

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