片づけは人を責めず 仕組みを見直せ!

実家に帰省中

模様替えがブームである母と
収納の話などしながら
楽しんで過ごしています。

この収納本、面白いわよ~
なんて話す母
私より収納グッズに詳しいかも。

そんな片づけに興味がある母には
片づけの悩みはないのかといえば
そうでもない様子。

効率的な収納術を楽しむのはいいけれど

収納は効率重視で
もっと効率的にしたい
という思いがある母

先日も家族共有のモノがおいてある
廊下収納を片づけしたそうなのですが

父には使い勝手がイマイチで
不評だった様子。

良かれと思ってやった片づけで
使いにくいと言われたことが
やはり気になるようで

「どうしたらいいかわからず
ちょっと困っているのよね」
と相談を受けました。

効率的な収納や
見た目の美しい収納を
目指すのはいいけれど

それで家族の仲が
悪化したり

そこを優先させるために
他の家族の使い勝手が
置き去りにされる

ということは避けたいものですよね。

せっかく片づけをするなら
家族にもいいねと言ってもらえて
家族も協力できる
そんな収納になるといいですよね。

母と父で使い勝手の感覚が
少しずつ異なっていた
そんな廊下収納は結局

どんな不満があるのか
どうなっていたら楽なのか

父にもそんなことを確認して
収納を見直しました。

家族であっても片づけの「楽」は異なるもの

ココで大事なのは
父は片づけした母に
不満があるわけでなく
作った仕組みに不満があるということ。

母にやりやすい方法が
父にとってはやりやすくなかった
ということです。

片づけについて
家族から責められている気がする
と感じる方もいらっしゃいますよね。

やりやすい片づけの方法が
家族であっても異なるということ

それを知っていると
この人は片づけできないんだ
私は片づけできないんだ
などと「その人のせい」
で終わらせてしまうことなく

やりやすい方法を探してみよう
という視点にシフトすることができます。

私もお客様と片づけ作業をするとき
自分がやりやすい方法が
お客様と同じとは限らない
という視点を持ってサポートをしています。

自分の方法だけが正解
間違いないと思い込むと
その方の「楽」が見えてこないものです。

人を責めても進まない

片づけられない
とおっしゃる方のなかには
片づけられるようになるか心配
と口にされる方もいらっしゃいます。

自分に合った片づけをするということは
自分にとってどうしたら「楽」なのか
を知っていくことでもあります。

その「楽」な方法で慣れていく
ために片づけの仕組みを作るのです。

片づけられないと思うなら
どうしたらできるようになるのか
その人の「楽」を考えて
仕組みを作っていくということ。

どうしたら「楽」かな
どうしたら「こうありたい」に
近づくのかなということを意識して
小さな一歩から行動すると
それがやがて自分の軸へと
なっていくものです。

片づけられない自分
片づけられない家族
人を責めるより

どこが難しいと感じるのか
どうしたら「楽」になるのか
仕組みを考えていくと

片づけは進んでいきます。

できないことがあるのなら
そこをできる家族になり
プロなりに頼めばいいのです。

自分がより豊かに暮らすための
解決法のひとつとして。

片づけにお悩みの方
まずは相談してみるなり
ぜひ一歩を踏み出してみてくださいね。

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この記事を書いた人

家族の片づけコンサルタント

モノ・自分の整理を通じて自己肯定感を底上げし、幸せを実感できる家族を増やしたい♪

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