こうして自分と向き合った時間は
大切な人に感謝する時間でもあったし
様々な考え方に学び、
新たな視点を見いだす時間でもあった。
帰国してからは
自分がしたいことって何だろう?
自分がしたくないことは何だろう?
と考えることが多くなった。
思ったことを書き出すということを
始めたのもこの頃から。
少しずつ
今ここに起きていることに
意識を向けて生活していくと
あれはダメ
これはそう考えるべきではない
というジャッジなしで
自分の感情に気づくようになってきた。
そんな日常の中で
夏にキャンプへ行った時のこと。
使いやすいようにとモノの配置を
あれこれ動かしていた私。
もう何回もキャンプに来ているけれど、
来るたびに整理整頓を楽しんでいる自分に
これまでちっとも気がつかずにいた。
整理整頓は私の好きなことで
得意分野であるということに
そこで始めて気がついた。
それを生かせる仕事が
世の中に存在するのか知りたくなって
「整理整頓 仕事」で検索したら
「ライフオーガナイザー」に行き着いた。
始めて知った職業だったけれど
調べていくうちに
これまで自分が学んできた
インテリアのこと
瞑想のこと
心理学のこと
その全ての点と点を
結ぶことができる職業だと感じた。
これだ!という直感とともに
ライフオーガナイザーの道を進み始めた私。
時には不安も感じつつ
それでも今できることをやることで
それ以上の楽しさを感じている今がある。
私にとって転機とは
これまでの視点とは
異なる視点が開けた時
なのだと思っている。
反対に言えば
これまでの考え方で
物事が解決できていたのに
ある時、その思考回路では
解決できない事が生じて
それに向き合い、
学ぶ必要が出てきた時が転機なのだと思う。
一歩を踏み出したいけど…というときや
何かを変えていきたいというときに
アドバイスにそのまま従うよりも
どうして?何故?どうしたい?
をしっかり問いかけ、
自分なりの答えに気づくことが
大切なことなのだと経験から学んだ。
片づけ(オーガナイズ)を通じて
自らが自分なりの答えに
気づくようにサポートしていくこと
それが自分も周りの皆も
楽しく暮らすために私ができること
なのだと考えている。
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