渡豪によって
気持ちの余裕が出てきた一人旅の
次なる目的地はタイ。
日本人僧侶のプラユキさんが
副住職を務めるスカトー寺にて
瞑想をご指導いただきながら
1週間ほど滞在するのが主な目的。
タイ東北部の山奥に所在するスカトー寺。
ありがたいことに二組の友人が
リレー形式でお寺まで送ってくれるとのことで
空港にて朝の6時にピックアップしてもらい
15時にお寺に到着。
友人達と別れ、1週間の瞑想生活が始まった。
規則正しい生活リズムに
身体が楽になっていくのを感じる。
プラユキさんとの貴重な対話の時間から
自分が気づかずにいた
“クセ”や”本音”といった
様々な気づきを得られたことは
帰国後の日常生活で大きな助けとなった。
自然の中に身を置き、
瞑想によって”今ここ”に
戻ってくるようにしていると
日を重ねるほどに五感が冴えてくる。
頬を撫でる風
虫の羽の音
雨の匂い
遂に靴を脱ぎ捨てて
地に足をつけている感覚を味わう。
限りのある人生の中で
思考にとらわれて過ごすか
とらわれずに自由に過ごすか
自分でどちらにでもなると考えたら
今ここで経験していることを楽しもうと
心からそう思えた。
私のタイ人の友人達も経験ありと
答えていたことなのだが
タイでは一般人がお寺にて
修行を行うことは
決して珍しくないことなのだそう。
私が滞在中にもたくさんのタイ人が
瞑想を実践しに各地から来ていた。
言葉が通じる、通じないに関わらず
同じ目的のもとに生活している人々。
こういったコミュニティーの中で
自ら進んで関わり合いを持つ楽しさを
久しぶりに感じていた。
忘れていた懐かしい気持ちやら
気づかずにいたほんとの気持ち
いろいろな気持ちが湧いてきたけれど
なかでも感謝の気持ちが
途絶えることがなかったタイでの滞在。
何よりも”気づくことの大切さ”を学んだ滞在だった。
自分が経験した人生の転機6~気づきとともに~
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