毎日溜まっていく書類。処分したいのだけれど個人情報が心配で捨てるのに躊躇してしまう…という方もいらっしゃいますよね。書類処分の方法で良い方法はありませんか?とご質問いただきましたので、いくつかある個人情報を含む書類の処分の方法を簡単にまとめてみました。
個人情報が載っている書類の処分方法まとめ
シュレッダーを使用する
メリット:その場で裁断できる。
デメリット:導入(購入)費用がかかり置く場所の確保も必要です。
参考:シュレッダー アイリスオーヤマ
専用文房具をつかう~はさみ・マジック・のり・スタンプ~
専用文具のメリットは何といってもお気軽さですよね。
はさみ
刃が何枚もついているはさみで細かく裁断できる
デメリット:枚数があると手がつかれる
参考:アーネスト はさみシュレッダー
マジック
油性マジックで個人情報部分を塗りつぶす
デメリット:塗りつぶしても文字が読み取れるなんてこともあるようです。
のり式
黒い特殊なのりで消したい文字部分に塗り更に紙を折ることで貼り合わせて処理するというもの
デメリット:厚手のハガキや紙質(アート紙・コート紙等の加工紙、及び和紙等)よっては貼り合わせにくい場合がある
参考:個人情報保護のり ケスペタ
スタンプ
最近は100均でも売られている個人情報保護スタンプ
デメリット:インク補充の必要あり(使い捨てもあり)手が汚れる
参考:個人情報保護スタンプ ケシポン
自治体によっては持ち込みも
お住いの自治体にもよりですが、ゴミ処理場に直接持ち込むことも可能です。
私の住んでいる神奈川県川崎市は残念ながら特別な事情がない限りは粗大ごみも直接受け付けていないようです。近隣でも横浜市は粗大ごみであれば直接持ち込みができるようで、横須賀市や相模原市は一般ごみを直接持ち込みできるようです。
※自治体にお問い合わせください。
業者に依頼する
出張して裁断してくれる業者から段ボール箱に破棄したい書類を詰めて送ると
融解処理や裁断処理してくれる業者まで家庭用の書類も対応している業者もあります。
参考:セキュリティーパック21
参考:デルエフ
じゃぁ、どれを選ぶ?
大事なのはココですよね。収納用品もそうですが用途や環境、自分に合ったものを
選ばないと続きません。
それは書類も同じです。それぞれの処分方法にはメリットや
デメリットもありますし、処分対象となる書類の持つ性質や処理の頻度
などを考えていく必要があります。
例えば「学校から持ち帰る書類を処分したい」といっても持ち帰ってきた書類を都度処分する、毎日数枚を処理する程度であればコンパクトなシュレッダーを使えばいいですし、そこまでしなくても名前だけなど小範囲を処理すればいいだけなのであれば専用文具でいいのかもしれません。
あとは、その処理をどの頻度で行えるか。を考えることが結構重要になってきます。
一年間保管してまとまった学校書類を一気に処分しようと思ったらシュレッダーや文具での作業では時間がかかりすぎます。
そんなにこまめに処理ができないのであれば、他の重要書類などと一緒に箱にまとめて詰めておく状態にしておいて、たまったら処理を業者に依頼するというほうが手間は少なく済むかもしれません。
これまで放置してきた書類見直しの際には
現在家に溜まった書類を見直す作業をするという場合には、家から不要な書類を出すことを意識して作業するといいでしょう。まとめてシュレッダーにかけるのもある程度まとまった時間が必要になってきます。その作業を後回しにして、不要な書類がいつまでも家の中にとどまってしまうようであれば一度業者にまとめて依頼してすっきりさせてしまうのも選択肢の一つです。
ご紹介した融解処理では書類、紙類だけでなく書類をファイルしているバインダー、クリップ、なども箱にそのまま入れて一緒に出せるようです。
(※業者にご自身でご確認くださいね)
これまでためてしまった書類を見直してみる際にもこのような業者のサービスを用いると個人情報を安心して手放すことができ、片づけ作業も進みますよ。
書類の流れを作っておこう
書類は入ってくる量が多いモノの代表です。入ってくるけれど家から出ていかなければそれがどんどん溜まっていくわけです。ですから書類を制するには出口を考えて流れを作っておく必要があるのです。
例えば、新学期を前にした3月に見直すタイミングと決めて、この時期に保険証書や名簿関係など不要になった書類を見直して期限切れの書類をすべて外に出すという流れも作るのも一つの手です。
保管期限が決まっている書類に関しては、新しく入ってきた書類は必ず右側(左側)の決まった一方向から入れるルールを作るのもいいでしょう。古い書類は左側(右側)におのずと集まってくる状態になりますので処理する際にも楽になります。
その長期保管の必要がある書類であっても、期間限定で保管していく書類であっても、いずれも大事なのは入れたままにしないということ。入ってきただけでは書類がたまってしまいます。必ず出すまでの流れを考えておきましょう。
自分に合った書類保存の流れができていると書類処分の方法も選び取りやすくなります。
書類の片づけはこれまで放置していた書類から手を付けると時間がかかり、なかなか仕組みづくりが終わらないという事態に陥りがちです。もし、長年その状態で仕組みが作れずにいる方は、それよりもどの書類をどうするのか仕組みを作ってしまってから今日から入ってきた書類などを優先して処理していくことを始めてみてください。新しい書類の仕組みができてきたころに放置していた書類整理に手をつけていくという順番でやってみると進むのではないでしょうか。
個人情報がゆえに手放せず書類がたまりがちな方のヒントになれば幸いです。
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