ストレスの少ないお引越しをしよう

お引越しはモノを見直す絶好の機会です。ですが、引っ越すだけで精一杯になることも多く、本来であれば持っていく必要のないものまでとりあえず運ぶということにもなりかねません。不用品までお金をかけて引っ越し業者に移動をお願いするのはもったいないですよね。引っ越しするモノの量で引っ越し作業代は変わってきますから。

私がよくお伝えしているのは、引っ越しまでに時間があるならその不用品を見極めて引っ越し前に処分することで引っ越し作業代を少しでも安くすること。そして、引っ越し業者に払わずに済んだお金で片づけのプロに手伝ってもらうことをお勧めします。

なかなか進まないのであれば、なにも自分一人でやることはないのですから。

お客様から最初にご連絡をいただいたのは引っ越しの5か月前でした。

賃貸から分譲戸建てへの引っ越しが決まったところでご相談をいただいたこともあり、こちらのお客様は引っ越しまでに時間に余裕がありました。

その時間的余裕があるなかで、5か月後の引っ越しから逆算して

・コンサルディング
・新築での家具配置などのアドバイス
・モノの見直し
・引越しまでの段取り
・引っ越し直後の開梱作業と片づけの仕組み作り

数回にわたってお手伝いさせていただきました。

通常お引越しのサポートは、引越しまでにお時間の余裕がある場合と時間がタイトな場合ではやることの順番なども異なります。

引越しまでにお時間がある場合は、引越し先を見据えて片づけの仕組み作りや引越し先に持っていくモノの見直しも事前に行うことができます。

ただ、引っ越しまでに1か月しかない場合は、お客様がどれだけ時間がとれるかにもよりますが、もし、日程に余裕がない場合には引っ越しを終えた後にご新居にて片づく仕組みをつくりながら整えていくという方法をご提案しています。お引越しでストレスになりやすいのは、引っ越しからしばらくしても開いてない段ボールがずっと部屋に置かれたままになっている状態だったりします。

片づけのご依頼を受けてご訪問すると、開かずの引っ越し段ボールを目にすることも結構多いものです。みなさん、それがストレスになると口々におっしゃいます。

長年そんなストレスを我慢するよりも、片づけのプロにヘルプを頼んだほうがずっと効率的だったりするものです。

お客様の中にはハウスメーカーからもらった引っ越し先となる家の図面が読み取れなくて、今持っている家具や収納用品がそのまま使えるかどうかを確認したくてもできない方もいらっしゃいます。そんな時には図面上で今ある家具の大きさを図面にパズルのようにいれてみるなんてこともしていますよ。

今回のお客さまは、引越し時に家具の買い替えをご希望でその相談もかねてのご依頼で、早くにお問い合わせいただいたこともあり、家具の配置のアドバイスから購入しておいたほうが良いものまでリスト化することができました。
引っ越しの段取りは仕事で忙しい旦那様の代わりに奥様が担当されることもおおいかもしれませんが、人によっては家具の検討がどうしても感覚的になりがちです。こんなイメージの家具がいい、こういう雰囲気にしたいなどは出るものの、実際に部屋に収まるのかどうかを確認し忘れてしまうとせっかく購入した家具が入らないなんてことにもなりかねません。感覚が優れている方には、イメージ通りに家具選びができるよう、図面やイメージにどの程度の大きさの家具を置くことができるのかといった数字を書き込むようにお手伝いしています。

今回のお客様も検討材料として奥様が分かりやすく書いた図に数字をお伝えして書き込んでいきました。その寸法がきにゅうされた図を見ながら旦那様との話し合いがうまく進みましたとおっしゃっていただきました。

引っ越しサポートのお客様には、モノの見直し方、荷づくりのポイントだけでなく、引っ越し業者への段取り、引っ越し後に必要な荷造りセットの作り方までお伝えしています。

もちろん、自分たちができるところは自分たちでやっていただき、メールやラインでのアドバイスを含めながら必要な時にだけお手伝いすることも

作業はなるべく自分たちでやるので、何をすればいいのか段取りを知りたい時にはスポットコンサルをご依頼いただくだけでも「楽」の度合いが違ってくると思いますよ。

引越し日の前後は梱包と開梱に手がかかり体力だけでなく思考能力も劣りがちです。
決断をする作業が極力すくなくなるように、段取りを組んでみてくださいね。

ご自身の希望をかなえるためにも引っ越しが決まったらどんな暮らしを送りたいのか考えてみてくださいね。そうすることで取捨選択が少し楽になりますよ。

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この記事を書いた人

家族の片づけコンサルタント

モノ・自分の整理を通じて自己肯定感を底上げし、幸せを実感できる家族を増やしたい♪

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